第4章 ネットワークが制限された環境での Nutanix へのクラスターのインストール
OpenShift Container Platform 4.16 では、インストールリリースコンテンツの内部ミラーを作成して、制限されたネットワーク内の Nutanix インフラストラクチャーにクラスターをインストールできます。
4.1. 前提条件
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- インストールプログラムで、Prism Central および Prism Element のポート 9440 にアクセスできる。ポート 9440 にアクセスできることを確認している。
ファイアウォールを使用している場合は、次の前提条件を満たしています。
- ポート 9440 にアクセスできることを確認している。コントロールプレーンノードがポート 9440 で Prism Central および Prism Element にアクセスできる (インストールが成功するために必要)。
- OpenShift Container Platform が必要とするサイトへの アクセスを許可する ようにファイアウォールを設定している。これには、Telemetry の使用が含まれます。
Nutanix 環境でデフォルトの自己署名 SSL/TLS 証明書を使用している場合は、CA によって署名された証明書に置き換える。インストールプログラムには、Prism Central API にアクセスするための有効な CA 署名付き証明書が必要です。自己署名証明書の置き換えに関する詳細は、Nutanix AOS Security Guide を参照してください。
Nutanix 環境で内部 CA を使用して証明書を発行する場合は、インストールプロセスの一部としてクラスター全体のプロキシーを設定する必要があります。詳細は、カスタム PKI の設定 を参照してください。
重要2048 ビット証明書を使用します。Prism Central 2022.x で 4096 ビット証明書を使用すると、インストールに失敗します。
- Red Hat Quay などのコンテナーイメージレジストリーがある。レジストリーがまだない場合は、Red Hat OpenShift のミラーレジストリー を使用してミラーレジストリーを作成できます。
oc-mirror OpenShift CLI (oc) プラグイン を使用して、必要なすべての OpenShift Container Platform コンテンツと、Nutanix CSI Operator を含むその他のイメージをミラーレジストリーにミラーリングした。
重要インストールメディアはミラーホストにあるため、そのコンピューターを使用してすべてのインストール手順を完了することができます。