第5章 Migration Toolkit for Containers のアップグレード
Migration Toolkit for Containers (MTC) は、Operator Lifecycle Manager を使用して OpenShift Container Platform 4.16 上でアップグレードできます。
従来の Migration Toolkit for Containers Operator を再インストールすることにより、OpenShift Container Platform 4.5 以前のバージョンで MTC をアップグレードできます。
MTC バージョン 1.3 からアップグレードする場合、MigPlan
カスタムリソース (CR) を更新する追加の手順を実行する必要があります。
5.1. OpenShift Container Platform 4.16 上で Migration Toolkit for Containers をアップグレードする
Migration Toolkit for Containers (MTC) は Operator Lifecycle Manager を使用して OpenShift Container Platform 4.16 上でアップグレードできます。
Operator Lifecycle Manager を使用して MTC をアップグレードする場合は、サポートされている移行パスを使用する必要があります。
移行パス
- OpenShift Container Platform 3 から OpenShift Container Platform 4 に移行するには、レガシー MTC Operator と MTC 1.7.x が必要です。
- MTC 1.7.x から MTC 1.8.x への移行はサポートされていません。
OpenShift Container Platform 4.9 以前から移行する場合は、MTC 1.7.x を使用する必要があります。
- MTC 1.7.x は、移行前と移行後の両方で使用する必要があります。
MTC 1.8.x は、OpenShift Container Platform 4.10 以降から OpenShift Container Platform 4.10 以降への移行のみサポートします。移行に含まれるクラスターのバージョンが 4.10 以降のみの場合は、1.7.x または 1.8.x のいずれかを使用できます。ただし、MTC バージョンは移行前と移行後の両方で同じである必要があります。
- MTC 1.7.x から MTC 1.8.x への移行はサポートされていません。
- MTC 1.8.x から MTC 1.7.x への移行はサポートされていません。
- MTC 1.7.x から MTC 1.7.x への移行はサポートされています。
- MTC 1.8.x から MTC 1.8.x への移行はサポートされています
前提条件
-
cluster-admin
権限を持つユーザーとしてログインしている。
手順
OpenShift Container Platform コンソールで、Operators
Installed Operators に移動します。 更新が保留中の Operator は Upgrade available のステータスを表示します。
- Migration Toolkit for Containers Operator をクリックします。
- Subscription タブをクリックします。アップグレードの承認を必要とするアップグレードは、Upgrade Status の横に表示されます。たとえば、1 requires approval が表示される可能性があります。
- 1 requires approval をクリックしてから、Preview Install Plan をクリックします。
- アップグレードに利用可能なリソースとしてリスト表示されているリソースを確認し、Approve をクリックします。
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Operators
Installed Operators ページに戻り、アップグレードの進捗をモニターします。完了時に、ステータスは Succeeded および Up to date に変更されます。 -
Workloads
Pods をクリックし、MTC Pod が実行されていることを確認します。