8.3. すべての namespace を監視するための Red Hat OpenShift Logging Operator のアップグレード


Logging 5.7 以前のバージョンでは、Red Hat OpenShift Logging Operator は openshift-logging namespace のみを監視します。Red Hat OpenShift Logging Operator でクラスター上のすべての namespace を監視する場合は、Operator を再デプロイする必要があります。以下の手順を実行して、ロギングコンポーネントを削除せずに Operator を再デプロイします。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • 管理者権限がある。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、サブスクリプションを削除します。

    $ oc -n openshift-logging delete subscription <subscription>
  2. 以下のコマンドを実行して Operator グループを削除します。

    $ oc -n openshift-logging delete operatorgroup <operator_group_name>
  3. 次のコマンドを実行して、クラスターサービスバージョン (CSV) を削除します。

    $ oc delete clusterserviceversion cluster-logging.<version>
  4. 「ロギングのインストール」ドキュメントに従って、Red Hat OpenShift Logging Operator を再デプロイします。

検証

  • OperatorGroup リソースの targetNamespaces フィールドが存在しないか、空の文字列に設定されていることを確認します。

    これを行うには、次のコマンドを実行して出力を検査します。

    $ oc get operatorgroup <operator_group_name> -o yaml

    出力例

    apiVersion: operators.coreos.com/v1
    kind: OperatorGroup
    metadata:
      name: openshift-logging-f52cn
      namespace: openshift-logging
    spec:
      upgradeStrategy: Default
    status:
      namespaces:
      - ""
    # ...

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