1.5. ストレージアクティビティー
- ストレージを管理する: OpenShift Container Platform を使用すると、クラスター管理者は Red Hat OpenShift Data Foundation、AWS Elastic Block Store、NFS、iSCSI、Container Storage Interface (CSI) などを使用して永続ストレージを設定できます。永続ボリュームを拡張 し、動的プロビジョニング を設定し、CSI を使用して永続ストレージの スナップショット の 設定、クローンの作成、および使用が可能です。
- CIFS/SMB CSI Driver Operator を使用した永続ストレージ (テクノロジープレビュー): OpenShift Container Platform は、Common Internet File System (CIFS) 方言/Server Message Block (SMB) プロトコル用の Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用して永続ボリューム (PV) をプロビジョニングできます。このドライバーを管理する CIFS/SMB CSI Driver Operator は、テクノロジープレビューのステータスです。
- vSphere CSI のスナップショットの最大数の変更: VMware vSphere Container Storage Interface (CSI) のスナップショットのデフォルトの最大数は、ボリュームあたり 3 です。OpenShift Container Platform 4.16 では、スナップショットの最大数をボリュームあたり最大 32 に変更できるようになりました。また、vSAN および仮想ボリュームデータストアのスナップショットの最大数を細かく制御することもできます。
- Azure File のボリュームクローン作成がサポートされる (テクノロジープレビュー): OpenShift Container Platform 4.16 では、Microsoft Azure File Container Storage Interface (CSI) Driver Operator のボリュームクローン作成がテクノロジープレビュー機能として導入されています。
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SELinux コンテキストマウントを使用した RWOP: OpenShift Container Platform 4.16 では、アクセスモード
ReadWriteOncePod
(RWOP) の機能ステータスが、テクニカルプレビューステータスから一般提供に変更されます。RWOP は、シングルノード上の Pod 1 つでのみ使用できます。ドライバーにより有効化されている場合、RWOP は PodSpec またはコンテナーに設定されている SELinux コンテキストマウントを使用します。これにより、ドライバーは正しい SELinux ラベルを使用してボリュームを直接マウントできます。