3.2. トラフィック認証と暗号化
回線上のすべてのトラフィックが暗号化され、エンドポイントが識別可能になります。一例として、相互認証方式である Mutual TLS (mTLS) が挙げられます。
活用方法:
- OpenShift Container Platform: 透過的な Pod 間の IPsec を使用することで、トラフィックの送信元と宛先を IP アドレスで識別できます。Egress トラフィックを IPsec を使用して暗号化 する機能があります。Egress IP 機能を使用すると、トラフィックの送信元 IP アドレスを使用して、クラスター内のトラフィックの送信元を識別できます。
- Red Hat OpenShift Service Mesh: Pod から送信されるトラフィックを透過的に拡張して認証と暗号化を提供する強力な mTLS 機能 を提供します。
- OpenShift cert-manager Operator: カスタムリソース定義 (CRD) を使用して、プログラムが SSL/TLS プロトコルに使用するためにマウントできる証明書を要求します。