4.7. クラスター内の個別ノードでの論理ボリュームのアクティブ化
クラスター環境に LVM をインストールしている場合は、単一のノード上で論理ボリュームを排他的にアクティブ化しなければならない場合があります。
論理ボリュームを単一のノード上で排他的にアクティブ化するには、
lvchange -aey
コマンドを使用します。または、lvchange -aly
コマンドを使用して、論理ボリュームを排他的にではなくローカルノード上のみでアクティブ化することもできます。これらの論理ボリュームは、後で追加のノード上で同時にアクティブ化することができます。
また、付録C LVM オブジェクトタグ に説明されているように、LVM タグを使用した個別ノード上での論理ボリュームのアクティブ化も可能です。さらに、設定ファイル内でノードのアクティブ化を指定することもできます。これについては、付録B LVM 設定ファイル で説明されています。