11.5. ネットワーク


Red Hat Enterprise Linux 10.2 におけるネットワーク関連の既知の問題点を確認してください。

RHEL には、クローズドソースのモデムアンロックツールは含まれていません

連邦通信委員会 (FCC) の規制により、米国で使用されるモデムは、モデムメーカーが提供するアンロックツールを使用して有効化する必要があります。FCC の規制に基づき、これらのツールがクローズドソースソフトウェアである場合、RHEL はそれらを提供しません。ただし、それらは RPM Fusion などのサポート対象外のサードパーティー製リポジトリーで入手できる可能性があります。

詳細は、Installing the FCC unlocking tool for modems from third-party repositories を参照してください。

Jira:RHEL-100066[1]

非ルートユーザーがシステム全体の NetworkManager 接続プロファイルを作成できないようにします

NetworkManager の接続プロファイルでは、802-1x.client-cert などの特定のプロパティーに対して、証明書ファイルへのパスを設定できます。NetworkManager サービスは root ユーザーとして実行されるため、ファイルのパーミッションに関係なく、サービスはこれらのファイルにアクセスできます。これは、以下のような状況でセキュリティー上の問題を引き起こす可能性があります。

  • ユーザーがプライベート接続プロファイルを作成し、他のユーザーの証明書ファイルへのパスを指定する場合。

    RHEL 10.2 以降の NetworkManager では、プライベートプロファイルで他のユーザーの証明書を参照することはできなくなりました。

  • ユーザーがシステム全体の接続プロファイルを作成し、他のユーザーの証明書へのパスを指定する場合。

    RHEL では、ユーザーがシステム全体のプロファイルを作成できるのは、コンソールにローカルでログインしている場合のみであり、SSH を介するなどのリモートでログインしている場合は作成できません。RHEL 10 のリリースサイクル期間中に NetworkManager のこの動作を変更しないように、ユーザーは引き続きシステム全体のプロファイルを作成することが可能です。

    リスクを緩和するため、一般ユーザーによるシステム全体の接続プロファイルの作成を阻止することができます。たとえば、以下の内容で /etc/polkit-1/rules.d/20-nm-non-root.rules ファイルを作成します。

    polkit.addRule(function(action, subject) {
        if (action.id == "org.freedesktop.NetworkManager.settings.modify.system" &&
            !subject.isInGroup("wheel")) {
            return polkit.Result.AUTH_ADMIN_KEEP;
        }
    });

    設定は即座に有効になります。

Jira:RHELDOCS-21618[1]

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