18.2. VMDK イメージのアップロードと vSphere での RHEL 仮想マシンの作成
RHEL Image Builder を使用すると、カスタマイズした VMware vSphere システムイメージを Open Virtualization Format (.ova) または Virtual Disk (.vmdk) 形式で作成できます。
カスタマイズしたイメージは、VMware vSphere クライアントにアップロードできます。govc import.vmdk CLI ツールを使用して、.vmdk または .ova イメージを VMware vSphere にアップロードできます。作成した vmdk には、インストール済みの cloud-init パッケージが含まれています。このパッケージを使用して、たとえばユーザーデータを使用してユーザーをプロビジョニングできます。
VMware vSphere GUI を使用した vmdk イメージのアップロードはサポートされていません。
前提条件
- ユーザー名とパスワードをカスタマイズしたブループリントを作成した。
-
RHEL Image Builder を使用して、
.ovaまたは.vmdk形式の VMware vSphere イメージを作成し、ホストシステムにダウンロードした。 -
govcCLI ツールをインストールして設定し、import.vmdkコマンドが使用可能である。
手順
GOVC 環境変数を使用して、ユーザー環境で次の値を設定します。
GOVC_URL GOVC_DATACENTER GOVC_FOLDER GOVC_DATASTORE GOVC_RESOURCE_POOL GOVC_NETWORK- VMware vSphere イメージをダウンロードしたディレクトリーに移動します。
次の手順に従って、vSphere で VMware vSphere イメージを起動します。
VMware vSphere イメージを vSphere にインポートします。
$ govc import.vmdk ./api.vmdk <folder-name>.ova形式の場合:$ govc import.ova ./api.ova <folder-name>
電源をオンにせずに vSphere に仮想マシンを作成します。
govc vm.create \ -net.adapter=vmxnet3 \ -m=4096 -c=2 -g=rhel8_64Guest \ -firmware=efi -disk="<folder-name>/api.vmdk” \ -disk.controller=scsi -on=false \ vmname.ova形式の場合は、-firmware=efi -disk="folder_name/api.vmdk”の行を-firmware=efi -disk=”<folder-name>/api.ova”に置き換えます。仮想マシンの電源をオンにします。
$ govc vm.power -on <vm-name>仮想マシンの IP アドレスを取得します。
$ govc vm.ip <vm-name>ブループリントで指定したユーザー名とパスワードで、SSH を使用して、仮想マシンにログインします。
$ ssh admin@ <vm-ip-address>注記govc datastore.uploadコマンドでコピーしたイメージの使用はサポートされていません。vSphere GUI はimport.vmdkコマンドや直接インポートをサポートしていないため、vSphere GUI から.vmdkイメージを使用することはできません。