3.3. ストレージデバイスの設定
DM-Multipath に対応しているストレージアレイで最も一般的なものは、DM-Multipath にデフォルトで含まれています。対応デバイスなど、デフォルトの設定値は、次のいずれかのコマンドを実行して確認してください。
#multipathd show config
#multipath -t
既知のマルチパスデバイスとして、デフォルトではサポートされていないストレージデバイスを追加する必要がある場合は、
/etc/multipath.conf
ファイルを編集して適切なデバイス情報を記入します。
たとえば、HP Open-V シリーズに関する情報を追加する場合は、以下のようなエントリーを記述します。この例では、すべてのパスに障害が発生した場合には、1 分間 (または 5 秒ごとの再試行で 12 回の再試行を行う) のキュー待ちを行うようにデバイスを設定します。
devices { device { vendor "HP" product "OPEN-V" no_path_retry 12 } }
設定ファイルの
devices
セクションの詳細は、「設定ファイルの devices セクション」 を参照してください。