6.5. カーネル


crash がバージョン 8.0.4 にリベース

crash ユーティリティーはバージョン 8.0.4 にアップグレードされ、複数のバグが修正されました。以下は、主な修正です。

  • カーネルパニック中にパニックが発生していない CPU が停止に失敗した場合のセグメンテーション違反を修正しました。
  • panic_on_oops カーネルパラメーターが無効になっている場合にカーネルがパニックにならないように誤って防止する重大なエラーを修正しました。
  • CONFIG_SLAB_FREELIST_HARDENED=y 設定オプションでコンパイルされたカーネルのハッシュされたフリーリストポインターを解決する crash ユーティリティーを修正しました。
  • カーネルモジュールメモリーレイアウトの用語が変更され、crash ユーティリティーのメモリー関連の側面をより適切に示すために、module_layoutmodule_memory に置き換えられました。この変更の前は、crash ユーティリティーはセッションを開始できず、次のようなエラーメッセージを返していました。

     crash: invalid structure member offset: module_core_size
                 FILE: kernel.c LINE: 3787 FUNCTION: module_init()

Jira:RHEL-9010

tuna は、必要に応じて GUI を起動します

以前は、サブコマンドなしで tuna ユーティリティーを実行すると、GUI が起動していました。ディスプレイがある場合、この動作は望ましいものでした。逆の場合、ディスプレイのないマシンの tuna は適切に終了しませんでした。この更新により、tuna はディスプレイがあるかどうかを検出し、それに応じて GUI を起動するどうかを決定するようになりました。

Jira:RHEL-19179[1]

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.