6.3. ソフトウェア管理
yum needs-restarting --reboothint
コマンドは、CPU マイクロコードを更新するために再起動を推奨するようになりました
CPU マイクロコードを完全に更新するには、システムを再起動する必要があります。以前は、更新された CPU マイクロコードを含む microcode_ctl
パッケージをインストールしたときに、yum needs-restarting --reboothint
コマンドは再起動を推奨しませんでした。この更新により、この問題は修正され、yum needs-restarting --reboothint
は CPU マイクロコードを更新するために再起動を推奨するようになりました。
systemd
は librepo
が作成した /run/user/0
ディレクトリーを正しく管理するようになりました
以前は、root でログインする前に Insights クライアントから librepo
関数が呼び出されると、/run/user/0
ディレクトリーが間違った SELinux コンテキストタイプで作成される場合がありました。これにより、root からのログアウト後に systemd
がディレクトリーをクリーンアップすることができませんでした。
この更新により、librepo
パッケージは、SELinux ポリシーで定義されたデフォルトのファイルシステムのラベル付けルールに従って、デフォルトの作成タイプを設定するようになりました。その結果、systemd
は librepo
が作成した /run/user/0
ディレクトリーを正しく管理するようになりました。
systemd
は libdnf
が作成した /run/user/0
ディレクトリーを正しく管理するようになりました
以前は、root でログインする前に Insights クライアントから libdnf
関数が呼び出されると、/run/user/0
ディレクトリーが間違った SELinux コンテキストタイプで作成される場合がありました。これにより、root からのログアウト後に systemd
がディレクトリーをクリーンアップすることができませんでした。
この更新により、libdnf
パッケージは、SELinux ポリシーで定義されたデフォルトのファイルシステムのラベル付けルールに従って、デフォルトの作成タイプを設定するようになりました。その結果、systemd
は libdnf
が作成した /run/user/0
ディレクトリーを正しく管理するようになりました。