4.4. インフラストラクチャーサービス


chrony がバージョン 4.5 にリベース

chrony スイートがバージョン 4.5 に更新されました。主な変更点は、以下のとおりです。

  • ホスト名で指定された Network Time Protocol (NTP) ソースの IP アドレスの定期的な更新を追加しました。デフォルトの間隔は 2 週間です。chrony.conf ファイルに refresh 0 を追加することで無効にできます。
  • 到達不能な NTP ソースの自動置換が改善されました。
  • chronyc ユーティリティーによって行われる重要な変更のロギングが改善されました。
  • ソース選択の失敗と falseticker のロギングが改善されました。
  • 遅延ハードウェア送信タイムスタンプのタイムアウトを設定するための hwtstimeout ディレクティブを追加しました。
  • ハードウェアタイムスタンプで PTP の精度に到達するために、Precision Time Protocol (PTP) 透過クロックが提供する修正に対する実験的なサポートが追加されました。
  • interleaved モードの presend オプションを修正しました。
  • IP アドレスで指定された変更済みソースの sourcedir ディレクトリーからのリロードを修正しました。

Jira:RHEL-21069

linuxptp がバージョン 4.2 にリベース

linuxptp プロトコルがバージョン 4.2 に更新されました。主な変更点は、以下のとおりです。

  • phc2sys ユーティリティーに複数のドメインのサポートが追加されました。
  • Precision Time Protocol (PTP) の親データセット (クロッククラスなど) におけるクロックの更新および変更に関する通知のサポートが追加されました。
  • PTP Power Profile (IEEE C37.238-2011 および IEEE C37.238-2017) のサポートが追加されました。

Jira:RHEL-21326[1]

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