8.15. デスクトップ


libgnome-keyring ライブラリーが非推奨になりました

libgnome-keyring ライブラリーがアップストリームで維持されず、RHEL に必要な暗号化ポリシーに従っていないため、libsecret ライブラリーが libgnome-keyring ライブラリーを引き継ぎ、libgnome-keyring は非推奨となりました。新しい libsecret ライブラリーは、必要なセキュリティー標準に準拠する代替ライブラリーです。

Bugzilla:1607766[1]

LibreOffice が非推奨に

LibreOffice RPM パッケージは非推奨となり、今後の RHEL メジャーリリースで削除される予定です。LibreOffice は、RHEL 7、8、および 9 のライフサイクル全体を通じて引き続き完全にサポートされます。

Red Hat は、RPM パッケージの代わりに、The Document Foundation が提供する次のいずれかのソースから LibreOffice をインストールすることを推奨します。

Jira:RHELDOCS-16300[1]

いくつかのビットマップフォントが非推奨になりました

次のビットマップフォントパッケージは非推奨になりました。

  • bitmap-console-fonts
  • bitmap-fixed-fonts
  • bitmap-fonts-compat
  • bitmap-lucida-typewriter-fonts

ビットマップフォントにはピクセルサイズが制限されています。使用できないフォントサイズを設定しようとすると、テキストが異なるサイズや異なるフォント (場合によってはスケーラブルなフォント) で表示されることがあります。これにより、ビットマップフォントのレンダリング品質も低下し、ユーザーエクスペリエンスが損なわれます。

さらに、fontconfig システムは、主要なビットマップフォント形式の 1 つである Portable Compiled Format (PCF) を無視します。これは、当該フォント形式が、言語の範囲を推定するためのメタデータを含まないためです。

なお、bitmap-fangsongti-fonts ビットマップフォントパッケージは、Lorax ツールの依存関係として引き続きサポートされます。

Jira:RHELDOCS-17623[1]

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