21.5. IdM 非表示レプリカのインストール
非表示の (予期しない) レプリカは、実行中で利用可能なサービスをすべて備えた Identity Management (IdM) サーバーです。ただし、DNS に SRV レコードがなく、LDAP サーバーロールが有効になっていません。そのため、クライアントはサービス検出を使用して非表示のレプリカを検出することができません。
非表示のレプリカの詳細は、The hidden replica mode を参照してください。
前提条件
- システムで IdM レプリカのインストールの準備 が完了していることを確認します。
手順
非表示のレプリカをインストールするには、次のコマンドを実行します。
ipa-replica-install --hidden-replica
このコマンドは、DNS SRV レコードがなく、LDAP サーバーのロールが無効になっているレプリカをインストールすることに注意してください。
また、既存のレプリカモードを非表示にすることもできます。詳細は 非表示レプリカの降格または昇格 を参照してください。