14.5. クライアントインストール後に事前設定された IdM の削除


ipa-client-install スクリプトは、/etc/openldap/ldap.conf ファイルおよび /etc/sssd/sssd.conf ファイルから、以前の LDAP 設定および System Security Services Daemon (SSSD) 設定を削除します。クライアントをインストールする前にこれらのファイルの設定を変更すると、スクリプトにより新しいクライアントの値が追加されますが、コメントアウトされます。以下に例を示します。

BASE   dc=example,dc=com
URI    ldap://ldap.example.com

#URI ldaps://server.example.com # modified by IPA
#BASE dc=ipa,dc=example,dc=com # modified by IPA

Identity Management (IdM) の新しい設定値を適用するには、以下を行います。

  1. /etc/openldap/ldap.conf および /etc/sssd/sssd.conf を開きます。
  2. 以前の設定を削除します。
  3. 新しい IdM 設定のコメントを解除します。
  4. システム全体の LDAP 設定に依存するサーバープロセスの中には、再起動しないと変更が適用されない場合があります。openldap ライブラリーを使用するアプリケーションでは通常、起動時に設定がインポートされます。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.