23.7. プロジェクトごとにクォータの割り当て
プロジェクトごとにクォータを割り当てることができます。
前提条件
- プロジェクトクォータがファイルシステムで有効になっている。
手順
プロジェクトが制御するディレクトリーを
/etc/projects
に追加します。たとえば、以下は一意の ID が 11 の/var/log
パスを/etc/projects
に追加します。プロジェクト ID には、プロジェクトにマッピングされる任意の数値を指定できます。# echo 11:/var/log >> /etc/projects
/etc/projid
にプロジェクト名を追加して、プロジェクト ID をプロジェクト名にマップします。たとえば、以下は、前のステップで定義されたようにLogs
というプロジェクトをプロジェクト ID 11 に関連付けます。# echo Logs:11 >> /etc/projid
必要な制限を設定します。
# edquota -P 11
注記プロジェクトは、プロジェクト ID (この場合は
11
)、または名前 (この場合はLogs
) で選択できます。quotaon
を使用して、クォータの強制適用を有効にします。クォータ強制適用の有効化 を参照してください。
検証
プロジェクトのクォータが設定されていることを確認します。
# quota -vP 11
注記プロジェクト ID またはプロジェクト名のいずれかで検証できます。
関連情報
-
システム上の
edquota (8)
、projid (5)
、projects (5) の
man ページ