23.7. プロジェクトごとにクォータの割り当て


プロジェクトごとにクォータを割り当てることができます。

前提条件

  • プロジェクトクォータがファイルシステムで有効になっている。

手順

  1. プロジェクトが制御するディレクトリーを /etc/projects に追加します。たとえば、以下は一意の ID が 11 の /var/log パスを /etc/projects に追加します。プロジェクト ID には、プロジェクトにマッピングされる任意の数値を指定できます。

    # echo 11:/var/log >> /etc/projects
  2. /etc/projid にプロジェクト名を追加して、プロジェクト ID をプロジェクト名にマップします。たとえば、以下は、前のステップで定義されたように Logs というプロジェクトをプロジェクト ID 11 に関連付けます。

    # echo Logs:11 >> /etc/projid
  3. 必要な制限を設定します。

    # edquota -P 11
    注記

    プロジェクトは、プロジェクト ID (この場合は 11)、または名前 (この場合は Logs) で選択できます。

  4. quotaon を使用して、クォータの強制適用を有効にします。

    クォータ強制適用の有効化 を参照してください。

検証

  • プロジェクトのクォータが設定されていることを確認します。

    # quota -vP 11
    注記

    プロジェクト ID またはプロジェクト名のいずれかで検証できます。

関連情報

  • システム上の edquota (8)projid (5)projects (5) の man ページ
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.