19.7. systemd.automount を使用して、/etc/fstab を使用してオンデマンドでファイルシステムをマウントします


/etc/fstab でマウントポイントが定義されている場合は、automount systemd ユニットを使用して、必要に応じてファイルシステムをマウントします。マウントごとに自動マウントユニットを追加して有効にする必要があります。

手順

  1. ファイルシステムの永続的なマウント の説明に従って、目的の fstab エントリーを追加します。以下に例を示します。

    /dev/disk/by-id/da875760-edb9-4b82-99dc-5f4b1ff2e5f4  /mount/point  xfs  defaults  0 0
  2. 前の手順で作成したエントリーの options フィールドに x-systemd.automount を追加します。
  3. システムが新しい設定を登録するように、新しく作成されたユニットをロードします。

    # systemctl daemon-reload
  4. 自動マウントユニットを起動します。

    # systemctl start mount-point.automount

検証

  1. mount-point.automount が実行されていることを確認します。

    # systemctl status mount-point.automount
  2. 自動マウントされたディレクトリーに目的のコンテンツが含まれていることを確認します。

    # ls /mount/point

関連情報

  • システムの systemd.automount (5) および systemd.mount (5) の man ページ
  • systemd の管理
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.