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23.10. ディスククォータに関するレポート

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repquota ユーティリティーを使用してディスククォータレポートを作成できます。

手順

  1. repquota コマンドを実行します。

    # repquota

    たとえば、repquota /dev/sda コマンドは次のような出力を生成します。

    *** Report for user quotas on device /dev/sda
    Block grace time: 7days; Inode grace time: 7days
    			Block limits			File limits
    User		used	soft	hard	grace	used	soft	hard	grace
    ----------------------------------------------------------------------
    root      --      36       0       0              4     0     0
    kristin   --     540       0       0            125     0     0
    testuser  --  440400  500000  550000          37418     0     0
  2. クォータが有効化された全ファイルシステムのディスク使用状況レポートを表示します。

    # repquota -augP

各ユーザーに続いて表示される -- 記号で、ブロックまたは inode の制限を超えたかどうかを簡単に判断できます。ソフト制限のいずれかを超えると、対応する - 文字の代わりに + 文字が表示されます。最初の - 文字はブロック制限を表し、次の文字は inode 制限を表します。

通常、grace 列は空白です。ソフト制限が超過した場合、その列には猶予期間に残り時間量に相当する時間指定が含まれます。猶予期間の期間が過ぎると、その時間には 何も 表示されません。

関連情報

詳細は、repquota(8) man ページを参照してください。

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