3.2.4. Debezium PostgreSQL の変更イベントレコードを受信する Kafka トピックのデフォルト名
PostgreSQL コネクターは、単一テーブルのすべての挿入、更新、および削除操作をのイベントを単一の Kafka トピックに書き込みます。デフォルトでは、serverName.schemaName.tableName です。
-
serverName は、
database.server.name
コネクター設定プロパティーで指定したコネクターの論理名です。 - SchemaName は、操作が発生したデータベーススキーマの名前です。
- tableName は、操作が発生したデータベーステーブルの名前です。
例えば、postgres
データベースと、products
、products_on_hand
、customers
、orders
の 4 つのテーブルを含む inventory
スキーマを持つ PostgreSQL インストレーションの変更をキャプチャするコネクターの設定において、fulfillment
が論理的なサーバー名であるとします。コネクターは以下の 4 つの Kafka トピックにレコードをストリーミングします。
-
fulfillment.inventory.products
-
fulfillment.inventory.products_on_hand
-
fulfillment.inventory.customers
-
fulfillment.inventory.orders
テーブルは特定のスキーマの一部ではなく、デフォルトの public
PostgreSQL スキーマで作成されたとします。Kafka トピックの名前は以下になります。
-
fulfillment.public.products
-
fulfillment.public.products_on_hand
-
fulfillment.public.customers
-
fulfillment.public.orders