9.3.3.4. Debezium カスタムトピック作成グループ設定の指定


複数のカスタムトピックグループを、それぞれ個別の設定で定義することができます。

手順

  • カスタムトピックグループを定義するには、コネクターのカスタムリソースの spec.configtopic.creation.<group_name>.include プロパティーを追加し、続いてカスタムグループのトピックに適用する設定プロパティーを定義します。

    次の例では、カスタムトピック作成グループ inventoryapplicationlogs を定義するカスタムリソースの抜粋を示しています。

    apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta1
    kind: KafkaConnector
    metadata:
      name: inventory-connector
    ...
    spec:
    ...
    
       config:
    ... 1
        topic.creation.inventory.include: dbserver1\\.inventory\\.*  2
        topic.creation.inventory.partitions: 20
        topic.creation.inventory.cleanup.policy: compact
        topic.creation.inventory.delete.retention.ms: 7776000000
    
        3
        topic.creation.applicationlogs.include: dbserver1\\.logs\\.applog-.* 4
        topic.creation.applicationlogs.exclude": dbserver1\\.logs\\.applog-old-.*  5
        topic.creation.applicationlogs.replication.factor: 1
        topic.creation.applicationlogs.partitions: 20
        topic.creation.applicationlogs.cleanup.policy: delete
        topic.creation.applicationlogs.retention.ms: 7776000000
        topic.creation.applicationlogs.compression.type: lz4
    ...
    ...
表9.4 inventory および applicationlogs カスタムトピック作成グループのコネクター設定
項目説明

1

inventory グループの設定を定義します。
カスタムグループでは、replication.factor および partitions プロパティーはオプションです。値が設定されていない場合、カスタムグループは、default グループに設定されている値にフォールバックします。Kafka ブローカーに設定されている値を使用する場合は、-1 に設定します。

2

topic.creation.inventory.include は、dbserver1.inventory. で始まるすべてのトピックにマッチする正規表現を定義します。inventory グループに定義された設定は、指定した正規表現にマッチする名前のトピックにのみ適用されます。

3

applicationlogs グループの設定を定義します。
カスタムグループでは、replication.factor および partitions プロパティーはオプションです。値が設定されていない場合、カスタムグループは、default グループに設定されている値にフォールバックします。Kafka ブローカーに設定されている値を使用する場合は、-1 に設定します。

4

topic.creation.applicationlogs.include では、dbserver1.logs.applog- で始まるすべてのトピックにマッチする正規表現を定義します。applicationlogs グループに定義された設定は、指定された正規表現にマッチする名前のトピックにのみ適用されます。このグループには、exclude プロパティーも定義されているため、include 正規表現に一致するトピックは、exclude プロパティーによってさらに制限される可能性があります。

5

topic.creation.applicationlogs.exclude では、dbserver1.logs.applog-old- で始まるすべてのトピックに一致する正規表現を定義します。applicationlogs グループに定義された設定は、指定された正規表現にマッチしない名前のトピックにのみ適用されます。このグループには include プロパティーも定義されているため、applicationlogs グループの設定は、指定されたinclude 正規表現にマッチし指定された exclude 正規表現にマッチしない名前のトピックにのみ適用されます。

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