5.6. Debezium SQL Server コネクターのパフォーマンスの監視
Debezium SQL Server コネクターは、Zookeeper、Kafka、および Kafka Connect によって提供される JMX メトリクスの組み込みサポートに加えて、3 種類のメトリクスを提供します。コネクターは以下のメトリクスを提供します。
- スナップショットの実行時にコネクターを監視するための、スナップショットメトリクス。
- CDC テーブルデータの読み取り時にコネクターを監視するための、ストリーミングメトリクス。
- コネクターのスキーマ履歴の状態を監視するための、スキーマ履歴メトリクス。
JMX 経由で前述のメトリクスを公開する方法については、Debezium の監視 に関するドキュメントを参照してください。
5.6.1. Debezium SQL Server コネクターのスナップショットメトリクス
MBean は debezium.sql_server:type=connector-metrics,context=snapshot,server=<database.server.name>
です。
属性 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
| コネクターが読み取りした最後のスナップショットイベント。 | |
| コネクターが最新のイベントを読み取りおよび処理してからの経過時間 (ミリ秒単位)。 | |
| 前回の開始またはリセット以降にコネクターで確認されたイベントの合計数。 | |
| コネクターに設定された include/exclude リストのフィルターリングルールによってフィルターされたイベントの数。 | |
| コネクターによって監視されるテーブルの一覧。 | |
| snapshotter とメインの Kafka Connect ループの間でイベントを渡すために使用されるキューの長さ。 | |
| snapshotter とメインの Kafka Connect ループの間でイベントを渡すために使用されるキューの空き容量。 | |
| スナップショットに含まれているテーブルの合計数。 | |
| スナップショットによってまだコピーされていないテーブルの数。 | |
| スナップショットが起動されたかどうか。 | |
| スナップショットが中断されたかどうか。 | |
| スナップショットが完了したかどうか。 | |
| スナップショットが完了したかどうかに関わらず、これまでスナップショットにかかった時間 (秒単位)。 | |
| スナップショットの各テーブルに対してスキャンされる行数が含まれるマップ。テーブルは、処理中に増分がマップに追加されます。スキャンされた 10,000 行ごとに、テーブルの完成時に更新されます。 | |
|
キューの最大バッファー (バイト単位)。 | |
| キュー内のレコードの現在のデータ (バイト単位)。 |