11.3. ページングディレクトリーの設定


以下の管理 CLI コマンドを使用すると、ページングディレクトリーの設定を読み込むことができます。この例では、出力にはデフォルト設定が表示されます。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/path=paging-directory:read-resource
{
    "outcome" => "success",
    "result" => {
        "path" => "activemq/paging",
        "relative-to" => "jboss.server.data.dir"
    }
}
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paging-directory 設定要素は、ページファイルを格納するファイルシステムの場所を指定します。JBoss EAP は、このページングディレクトリーに各ページングアドレスのフォルダーを作成します。また、ページファイルはこれらのフォルダーに格納されます。デフォルトでは、このパスは activemq/paging/ です。以下の管理 CLI コマンドを使用すると、パスの場所を変更できます。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/path=paging-directory:write-attribute(name=path,value=PATH_LOCATION)
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また、上記の出力例の relative-to 属性にも注意してください。relative-to が指定されている場合、path 属性の値は relative-to 属性によって指定されるファイルパスの相対値となります。デフォルトでは、この値は JBoss EAP の jboss.server.data.dir プロパティーです。スタンドアロンサーバーの場合、jboss.server.data.dirEAP_HOME/standalone/data/ にあります。管理対象ドメインの場合、各サーバーは EAP_HOME/domain /servers/ の下に独自の serverX/data/activemq/ ディレクトリーを持ちます。以下の管理 CLI コマンドを使用すると relative-to の値を変更できます。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/path=paging-directory:write-attribute(name=relative-to,value=RELATIVE_LOCATION)
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