第21章 インターセプター


JBoss EAP メッセージングは、サーバーを出入りするパケットをインターセプトするインターセプターをサポートします。着信インターセプターと発信インターセプターは、それぞれサーバーに入ったり出たりするたびに呼び出されます。パケットの監査やフィルタリングなどのカスタムコードを実行することができます。インターセプターはインターセプトするパケットを修正できます。これによりインターセプターは強力になりますが、危険にさらされる可能性もあります。

21.1. インターセプターの実装

インターセプターでは次のインターセプターインターフェイスを実装する必要があります。

package org.apache.artemis.activemq.api.core.interceptor;

public interface Interceptor
{
   boolean intercept(Packet packet, RemotingConnection connection) throws ActiveMQException;
}
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返されるブール値は重要です。

  • true が返されると、通常どおりプロセスが続行されます。
  • false が返されると、プロセスは中止されます。また、他のインターセプターは呼び出されず、パケットはそれ以上サーバーで処理されません。

インターセプタークラスをモジュールとして JBoss EAP に追加する必要があります。詳細は、JBoss EAP設定ガイドカスタムモジュールの作成 を参照してください。

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