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3.3. 時刻同期の設定

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時刻同期サービス (chrony) は、デフォルトで時刻同期が有効になっています。以下のタスクを実行してサービスを設定できます。

注記

時刻同期は、区切り文字付きリストまたは環境ファイルを使用して設定されます。管理に最適な手順を使用してください。

3.3.1. 区切りリストを使用した時刻同期の設定

区切りリストを使用して NTP サーバーを設定するように時刻同期サービス (chrony) を設定できます。

手順

  1. アンダークラウドノードに stack ユーザーとしてログインします。
  2. 区切りリストを使用して NTP サーバーを設定します。

      openstack overcloud ceph deploy \
              --ntp-server "<ntp_server_list>"

    <ntp_server_list> をコンマ区切りのサーバーのリストに置き換えます。

      openstack overcloud ceph deploy \
              --ntp-server "0.pool.ntp.org,1.pool.ntp.org"

3.3.2. 環境ファイルを使用した時刻同期の設定

NTP サーバーを定義する環境ファイルを使用するように時刻同期サービス (chrony) を設定できます。

手順

  1. アンダークラウドノードに stack ユーザーとしてログインします。
  2. /home/stack/templates/ntp-parameters.yaml などの環境ファイルを作成して、NTP サーバー設定を含めます。
  3. NtpServer パラメーターを追加します。NtpServer パラメーターには、NTP サーバーのコンマ区切りリストが含まれます。

    parameter_defaults:
      NtpServer: 0.pool.ntp.org,1.pool.ntp.org
  4. 環境ファイルを使用して NTP サーバーを設定します。

      openstack overcloud ceph deploy \
              --ntp-heat-env-file "<ntp_file_name>"

    <ntp_file_name> を、作成した環境ファイルの名前に置き換えます。

      openstack overcloud ceph deploy \
              --ntp-heat-env-file "/home/stack/templates/ntp-parameters.yaml"

3.3.3. 時刻同期の無効化

時刻同期サービス (chrony) はデフォルトで有効になっています。サービスを使用したくない場合は、サービスを無効にすることができます。

手順

  1. アンダークラウドノードに stack ユーザーとしてログインします。
  2. 時刻同期サービス (chrony) を無効にします。

    openstack overcloud ceph deploy \
              --skip-ntp
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