11.4. Block Storage (cinder) 種別の新しい Ceph プールへのマッピング
設定手順を完了したら、Block Storage (cinder) を使用して作成した fastpool
層にマッピングされた種別を作成して、RHOSP テナントにパフォーマンス層の機能を使用できるようにします。
手順
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アンダークラウドノードに
stack
ユーザーとしてログインします。 source コマンドで
overcloudrc
ファイルを読み込みます。$ source overcloudrc
Block Storage ボリュームの既存種別を確認します。
$ cinder type-list
新規の Block Storage ボリューム fast_tier を作成します。
$ cinder type-create fast_tier
Block Storage 種別が作成されていることを確認します。
$ cinder type-list
fast_tier
Block Storage 種別が利用可能な場合は、作成した新しい層の Block Storage ボリュームバックエンドとしてfastpool
を設定します。$ cinder type-key fast_tier set volume_backend_name=tripleo_ceph_fastpool
新しい層を使用して、新しいボリュームを作成します。
$ cinder create 1 --volume-type fast_tier --name fastdisk
Red Hat Ceph Storage のドキュメントには、Ceph Storage クラスターの継続的なメンテナンスと操作に関する追加情報と手順が記載されています。Red Hat Ceph Storage の製品ドキュメント を参照してください。