5.3. brokerRackInitImage
ラックアウェアネス (Rack Awareness) が有効である場合、Kafka ブローカー Pod は init コンテナーを使用して OpenShift クラスターノードからラベルを収集します。このコンテナーに使用されるコンテナーイメージは、brokerRackInitImage
プロパティーを使用して設定できます。brokerRackInitImage
フィールドがない場合、以下のイメージが優先度順に使用されます。
-
Cluster Operator 設定の
STRIMZI_DEFAULT_KAFKA_INIT_IMAGE
環境変数に指定されたコンテナーイメージ。 -
registry.redhat.io/amq-streams/strimzi-rhel9-operator:2.7.0
container image.
brokerRackInitImage
の設定例
apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2 kind: Kafka metadata: name: my-cluster spec: kafka: # ... rack: topologyKey: topology.kubernetes.io/zone brokerRackInitImage: my-org/my-image:latest # ...
コンテナーイメージのオーバーライドは、別のコンテナーレジストリーを使用する必要がある特別な状況でのみ推奨されます。たとえば、Streams for Apache Kafka によって使用されるコンテナーレジストリーにネットワークがアクセスできない場合などがこれに該当します。この場合、Streams for Apache Kafka イメージをコピーするか、ソースからビルドする必要があります。設定したイメージが Streams for Apache Kafka イメージと互換性がない場合、正しく機能しない可能性があります。