7.11. テンプレートに基づく仮想マシンの作成
テンプレートから仮想マシンを作成し、仮想マシンをオペレーティングシステム、ネットワークインターフェイス、アプリケーション、他のリソースで事前設定できるようにします。
テンプレートから作成される仮想マシンはそのテンプレートによって異なります。したがって、テンプレートから仮想マシンを作成した場合には、Manager からそのテンプレートを削除することはできません。ただし、テンプレートから仮想マシンのクローンを作成し、そのテンプレートへの依存を削除できます。
仮想マシンの BIOS タイプがテンプレートの BIOS タイプと異なる場合に、Manager は仮想マシンのデバイスを変更する場合があり、オペレーティングシステムが起動しない可能性があります。たとえば、テンプレートが IDE ディスクおよび i440fx チップセットを使用する場合、BIOS タイプを Q35 チップセットに変更すると、IDE ディスクが自動的に SATA ディスクに変更されます。したがって、チップセットと BIOS タイプを、テンプレートのチップセットと BIOS タイプと一致するように設定します。
テンプレートに基づく仮想マシンの作成
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をクリックします。 - をクリックします。
- 仮想マシンを実行する Cluster を選択します。
- Template リストからテンプレートを選択します。
- Name、Description、および任意の Comments を入力し、残りのフィールドでテンプレートから継承されたデフォルト値を受け入れます。必要に応じて変更できます。
- Resource Allocation タブをクリックします。
- Storage Allocation エリアで Thin または Clone ラジオボタンを選択します。Thin を選択した場合、ディスク形式は QCOW2 になります。Clone を選択した場合、ディスク形式には QCOW2 または Raw のいずれかを選択します。
- Target ドロップダウンリストを使用して、仮想マシンの仮想ディスクが保存されるストレージドメインを選択します。
- をクリックします。
仮想マシンは Virtual Machines タブに表示されます。
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