第5章 キックスタートファイルを使用した RHEL システム登録の自動化
キックスタートファイルとシステムインストーラーおよびアクティベーションキーを使用して、インストールプロセス中にシステムを自動的に登録できます。これは、RHEL の複数のインスタンスをインストールして登録する場合に特に便利です。1 つのキックスタートファイルを使用して、RHEL を複数のコンピューターにインストールすることもできます。
アクティベーションキーを共有キックスタートファイルに配置して、ユーザー名とパスワードの値を公開せずにプロセスを認証できます。さらに、管理者は、システム目的属性など、選択したシステムレベルの機能を使用してアクティベーションキーを事前設定できます。承認されたユーザーがアクティベーションキーを使用して登録プロセスを認証すると、選択した機能が 1 つのコマンドでシステムに自動的に適用されます。
関連情報
- キックスタートを使用して RHEL 9 システムを登録する方法の詳細は、コンテンツ配信ネットワークおよび Satellite からの RHEL の登録およびインストール を参照してください。
- RHEL 8 システムをキックスタートに登録する方法の詳細は、キックスタートを使用した CDN からの RHEL の登録とインストール を参照してください。
- キックスタートを使用して RHEL 7 システムを登録する方法の詳細は、自動インストール を参照してください。