7.4. Red Hat Subscription Manager を使用したサブスクリプションの表示


サブスクリプションを管理するには、管理者は次の情報を知っている必要があります。

  • システムで利用可能なサブスクリプション
  • システムで使用されているサブスクリプション

サブスクリプションとその詳細は、以下の方法で表示できます。

  • コマンドラインインターフェイス (CLI) から subscription-manager コマンドを使用
  • Hybrid Cloud Console の Subscription Inventory ページ

次の表に、subscription-manager コマンドでサブスクリプションを管理するのに使用できるオプションを示します。

表7.1 subscription-manager list オプション

コマンド

説明

--installed (または何も指定しなかった場合)

システムにインストールされているすべての製品をリストします。'list' でオプションを指定しなかった場合、'--installed' 引数を使用した場合と同じになります。

--consumed

システムに関連付けられているすべてのサブスクリプションをリストします。

--available[-all]

'available' だけを使用すると、システムと互換性のあるアクティブなサブスクリプションがすべてリストされます。'--available --all' を使用すると、システムとの互換性がないものも含め、すべてのサブスクリプションがリストされます。

--ondate=YYYY-MM-DD

指定日にアクティブで、利用できるサブスクリプションを表示します。これは、必ず '--available' オプションと一緒に使用します。これを使用しないと、コマンドは現在の日付を使用します。

--installed

システムにインストールされているすべての製品 (サブスクリプションの有無) と、システムに関連付けられている製品サブスクリプション (およびそれらの製品がインストールされているかどうか) をすべてリストします。

使用中のサブスクリプションを表示する 'list' の例

[root@server1 ~]# subscription-manager list --consumed

+-------------------------------------------+
		Consumed Product Subscriptions
+-------------------------------------------+


ProductName:        	Red Hat Enterprise Linux Server
ContractNumber:     	1458961
SerialNumber:       	171286550006020205
Active:             	True
Begins:             	2009-01-01
Expires:            	2011-12-31

利用可能なすべてのサブスクリプションを表示する 'list' の例

[root@server1 ~]# subscription-manager list --available --all

+-------------------------------------------+
		Available Subscriptions
+-------------------------------------------+


ProductName:            RHEL for Physical Servers
ProductId:              MKT-rhel-server
PoolId:                 ff8080812bc382e3012bc3845ca000cb
Quantity:               10
Expires:                2011-09-20


ProductName:            RHEL Workstation
ProductId:              MKT-rhel-workstation-mkt
PoolId:                 5e09a31f95885cc4
Quantity:               10
Expires:                2011-09-20

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