15.3. MirrorMaker および Kafka Connect のトレース設定
ここでは、分散トレーシングに MirrorMaker、MirrorMaker 2.0、および Kafka Connect を設定する方法を説明します。
コンポーネントごとに Jaeger トレーサーを有効にする必要があります。
15.3.1. MirrorMaker のトレースの有効化
Interceptor プロパティーをコンシューマーおよびプロデューサーの設定パラメーターとして渡すことで、MirrorMaker の分散トレーシングを有効にします。
メッセージはソースクラスターからターゲットクラスターにトレースされます。トレースデータは、MirrorMaker コンポーネントに出入りするメッセージを記録します。
手順
- Jaeger トレーサーを設定および有効にします。
/opt/kafka/config/consumer.properties
ファイルを編集します。以下の Interceptor プロパティーを追加します。
consumer.interceptor.classes=io.opentracing.contrib.kafka.TracingConsumerInterceptor
/opt/kafka/config/producer.properties
ファイルを編集します。以下の Interceptor プロパティーを追加します。
producer.interceptor.classes=io.opentracing.contrib.kafka.TracingProducerInterceptor
コンシューマーおよびプロデューサーの設定ファイルで MirrorMaker をパラメーターとして起動します。
su - kafka /opt/kafka/bin/kafka-mirror-maker.sh --consumer.config /opt/kafka/config/consumer.properties --producer.config /opt/kafka/config/producer.properties --num.streams=2