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第9章 AMQ Streams の MirrorMaker 2.0 との使用

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MirrorMaker 2.0 は、データセンター内またはデータセンター全体の 2 台以上の Kafka クラスター間でデータを複製するために使用されます。

クラスター全体のデータレプリケーションでは、以下が必要な状況がサポートされます。

  • システム障害時のデータの復旧
  • 分析用のデータの集計
  • 特定のクラスターへのデータアクセスの制限
  • レイテンシーを改善するための特定場所でのデータのプロビジョニング
注記

MirrorMaker 2.0 には、以前のバージョンの MirrorMaker ではサポートされない機能があります。ただし、レガシーモードで使用するように MirrorMaker 2.0 を設定できます

9.1. MirrorMaker 2.0 データレプリケーション

MirrorMaker 2.0 はソースの Kafka クラスターからメッセージを消費して、ターゲットの Kafka クラスターに書き込みます。

MirrorMaker 2.0 は以下を使用します。

  • ソースクラスターからデータを消費するソースクラスターの設定。
  • データをターゲットクラスターに出力するターゲットクラスターの設定。

MirrorMaker 2.0 は Kafka Connect フレームワークをベースとし、コネクターによってクラスター間のデータ転送が管理されます。MirrorMaker 2.0 の MirrorSourceConnector は、ソースクラスターからターゲットクラスターにトピックを複製します。

あるクラスターから別のクラスターにデータを ミラーリング するプロセスは非同期です。推奨されるパターンは、ソース Kafka クラスターとともにローカルでメッセージが作成され、ターゲットの Kafka クラスターの近くでリモートで消費されることです。

MirrorMaker 2.0 は、複数のソースクラスターで使用できます。

図9.1 2 つのクラスターにおけるレプリケーション

MirrorMaker 2.0 replication

デフォルトでは、ソースクラスターの新規トピックのチェックは 10 分ごとに行われます。refresh.topics.interval.seconds をソースコネクター設定に追加することで、頻度を変更できます。ただし、操作の頻度が増えると、全体的なパフォーマンスに影響する可能性があります。

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