17.5.3. クライアントアプリケーションの新しい Kafka バージョンへのアップグレード


この手順では、クライアントアプリケーションを AMQ Streams 1.8. に使用する Kafka バージョンにアップグレードできるアプローチを説明しています。

この手順は、クライアントをアップグレードするストラテジーについて 「ダウンコンバート」のアプローチで最初に「トピックごとのコンシューマー」に基づいています。

クライアントアプリケーションには、プロデューサー、コンシューマー、Kafka Connect、Kafka Streams アプリケーション、および MirrorMaker が含まれます。

手順

トピックごとに以下を実行します。

  1. コマンドラインで、message.format.version 設定オプションを 2.7 に設定します。

    bin/kafka-configs.sh --bootstrap-server <BrokerAddress> --entity-type topics --entity-name <TopicName> --alter --add-config message.format.version=2.7
  2. トピックのコンシューマーおよびプロデューサーをすべてアップグレードします。
  3. 任意で、Kafka 2.4.0 で追加された Incremental Cooperative Rebalance プロトコルを使用するようにコンシューマーおよび Kafka Streams アプリケーションをアップグレードするには、「コンシューマーおよび Kafka Streams アプリケーションの Cooperative Rebalancing へのアップグレード」 を参照してください。
  4. アップグレードしたアプリケーションが正しく機能することを確認します。
  5. トピックの message.format.version 設定オプションを 2.8 に変更します。

    bin/kafka-configs.sh --bootstrap-server <BrokerAddress> --entity-type topics --entity-name <TopicName> --alter --add-config message.format.version=2.8
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.