17.5. Kafka のアップグレード
最新バージョンの AMQ Streams を使用するようにバイナリーをアップグレードした後、ブローカーおよびクライアントをアップグレードして、サポートされる上位バージョンの Kafka を使用することができます。
正しい順序で手順に従うようにしてください。
Kafka のアップグレードに従い、Kafka コンシューマーをアップグレードして Incremental Cooperative Rebalance プロトコルを使用することができます。
17.5.1. 新しいブローカー間プロトコルバージョンを使用するように Kafka ブローカーのアップグレード
新しいブローカー間プロトコルバージョンを使用するように、すべての Kafka ブローカーを手動で設定および再起動します。これらの手順を完了すると、新しいブローカー間プロトコルバージョンを使用して Kafka ブローカー間でデータが送信されます。
受信されるメッセージは、それ以前のメッセージ形式のバージョンのメッセージログに追加されます。
この手順の完了後、AMQ Streams のダウングレードを行うことはできません。
前提条件
- ZooKeeper バイナリーを更新し、すべての Kafka ブローカーを AMQ Streams 1.8 にアップグレードしている。
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kafka
ユーザーとして Red Hat Enterprise Linux にログインしている。
手順
AMQ Streams クラスターの各 Kafka ブローカーと、1 度に 1 つずつ以下を実行します。
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テキストエディターで、更新する Kafka ブローカーのブローカープロパティーファイルを開きます。ブローカープロパティーファイルは通常
/opt/kafka/config/
ディレクトリーに保存されます。 inter.broker.protocol.version
を2.8
に設定します。inter.broker.protocol.version=2.8
コマンドラインで、変更した Kafka ブローカーを停止します。
/opt/kafka/bin/kafka-server-stop.sh jcmd | grep kafka
変更した Kafka ブローカーを再起動します。
/opt/kafka/bin/kafka-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/server.properties
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再起動した Kafka ブローカーが、パーティションレプリカで取得されたことを確認します。
kafka-topics.sh
ツールを使用して、ブローカーに含まれるすべてのレプリカが同期し直すようにします。手順は「トピックの一覧表示および記述 」を参照してください。