第7章 JMX を使用したクラスターのモニタリング
ZooKeeper、Kafka ブローカー、Kafka Connect、および Kafka クライアントはすべて、Java Management Extensions (JMX)を使用して管理情報を公開します。ほとんどの管理情報は、Kafka クラスターの状態およびパフォーマンスを監視するのに役立つメトリクスの形式です。その他の Java アプリケーションと同様に、Kafka は管理 Bean または MBean を介してこの管理情報を提供します。
JMX は JVM(Java 仮想マシン)レベルで動作します。管理情報の取得、外部ツールは ZooKeeper、Kafka ブローカーなどを実行している JVM に接続できます。デフォルトでは、同じマシン上のツールのみがあり、JVM と同じユーザーで接続できるツールのみです。
ZooKeeper の管理情報は、ここに記載されています。JConsole で ZooKeeper メトリクスを表示できます。詳細は、「JConsole を使用したモニタリング 」を参照してください。
7.1. JMX 設定オプション
JVM システムプロパティーを使用して JMX を設定します。AMQ Streams で提供されるスクリプト(bin/kafka-server-start.sh
および bin/connect-distributed.sh
など)は、KAFKA_JMX_OPTS
環境変数を使用してこれらのシステムプロパティーを設定します。JMX を設定するシステムプロパティーは、Kafka プロデューサー、コンシューマー、およびストリームアプリケーションは通常複数の異なる方法で JVM を起動します。