4.9.6. SASL PLAIN 認証の有効化
この手順では、Kafka ブローカーで SASL PLAIN 認証を有効にする方法を説明します。
前提条件
- AMQ Streams が、Kafka ブローカーとして使用されるすべてのホストに インストールされている。
手順
/opt/kafka/config/jaas.conf
JAAS 設定ファイルを編集するか、または作成します。このファイルには、すべてのユーザーとユーザーのパスワードが含まれている必要があります。このファイルがすべての Kafka ブローカーで同じであるようにします。以下に例を示します。
KafkaServer { org.apache.kafka.common.security.plain.PlainLoginModule required user_admin="123456" user_user1="123456" user_user2="123456"; };
以下のように、すべてのクラスターノードの
/opt/kafka/config/server.properties
Kafka 設定ファイルを編集します。-
listener.security.protocol.map
フィールドを変更して、SASL PLAIN 認証を使用するリスナーにSASL_PLAINTEXT
またはSASL_SSL
プロトコルを指定します。 sasl.enabled.mechanisms
オプションをPLAIN
に設定します。以下に例を示します。
listeners=INSECURE://:9092,AUTHENTICATED://:9093,REPLICATION://:9094 listener.security.protocol.map=INSECURE:PLAINTEXT,AUTHENTICATED:SASL_PLAINTEXT,REPLICATION:PLAINTEXT sasl.enabled.mechanisms=PLAIN
-
JAAS 設定を Kafka ブローカーに渡す KAFKA_OPTS 環境変数を使用して、Kafka ブローカーを (再) 起動します。
su - kafka export KAFKA_OPTS="-Djava.security.auth.login.config=/opt/kafka/config/jaas.conf"; /opt/kafka/bin/kafka-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/server.properties
その他のリソース
- AMQ Streams の設定に関する詳細は、「AMQ Streams の設定」を参照してください。
- Kafka クラスターの実行に関する詳細は、「マルチノードの Kafka クラスターの実行」を参照してください。
クライアントでの SASL PLAIN 認証の設定に関する詳細は、以下を参照してください。