8.4.2. crwctl を使用した CodeReady Workspaces インスタンスの REST バックアップ


crwctl を使用して CodeReady Workspaces インスタンスのバックアップスナップショットを作成し、スナップショットを設定済みの REST バックアップサーバーに送信できます。これには、コマンドラインオプションを指定して crwctl を実行するか、環境変数を設定します。

CodeReady Workspaces インスタンスのバックアップスナップショットを作成し、スナップショットを設定済みの REST バックアップサーバーに送信するには、コマンドラインオプションを指定して crwctl を実行します。

警告

この手順では、ユーザーのワークスペースに保存されているソースコードはバックアップされません。ユーザーのワークスペースに保存されているソースコードをバックアップするには、永続ボリュームのバックアップを参照してください。

前提条件

手順

  1. 以下の引数を指定して crwctl server:backup コマンドを入力します。

    $ crwctl server:backup \
    --repository-url=<repository_url> \ 
    1
    
    --repository-password=<repository_password> \ 
    2
    
    --username=<username> \ 
    3
    
    --password=<password> 
    4
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    1
    --repository-url または -r オプションを使用して、引数として指定するバックアップリポジトリーの URL。バックアップリポジトリーの URL の構文:rest:http://<host>:8000/ または rest:https://<user>:<password>@<host>:8000/ または rest:https://<user>:<password>@<host>:8000/<repository_path_on_rest_server>/リポジトリー URL 構文の詳細は、Restic Documentationを参照してください。
    2
    --repository-password または -p オプションを使用して引数として指定するバックアップリポジトリーパスワード。
    3
    認証が必要な場合には、--username=<username> 引数として指定して、バックアップ REST サーバーに対して認証するユーザー名。
    4
    認証が必要な場合には、--password=<password> 引数として指定して、バックアップ REST サーバーに対して認証するパスワード。
    ヒント

    最後に使用されたバックアップサーバー情報は、CodeReady Workspaces クラスター内の Secret に保存されます。同じバックアップサーバーを常に使用するには、crwctl server:backupコマンドで--repository-urlおよび--repository-passwordオプションを一度だけ入力し、それ以降は crwctl server:backupまたはcrwctl server:restore の入力時に省略できます。

  2. 入力したコマンドの出力を確認します。以下に例を示します。

    ...
      ✔ Scheduling backup...OK
      ✔ Waiting until backup process finishes...OK
    Backup snapshot ID: 9f0adce2
    Command server:backup has completed successfully in 00:10.
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat