8.4.2.3. REST バックアップサーバーを使用するための環境変数での crwctl の設定
crwctl server:backup
のコマンドラインオプションを使用する代わりに、環境変数を使用して REST バックアップサーバーの crwctl を設定できます。このオプションを入力せずに crwctl server:backup
を実行できます。
前提条件
-
crwctl
をインストールしている。 - 設定済みの REST バックアップサーバー。「サポート対象の Restic 互換バックアップサーバー」 を参照してください。
手順
設定する必要のある環境変数は、ユースケースによって異なります。
CheBackupServerConfiguration
カスタムオブジェクトがまだない場合には、以下の環境変数を設定できます。-
バックアップリポジトリーの
BACKUP_REPOSITORY_URL
。 -
BACKUP_REPOSITORY_PASSWORD
(バックアップリポジトリーのパスワード)。 REST バックアップサーバーへの認証が必要な場合:
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REST_SERVER_USERNAME
(ユーザー名)。 -
REST_SERVER_PASSWORD
(パスワード)。
-
-
バックアップリポジトリーの
CheBackupServerConfiguration
カスタムオブジェクトがすでにある場合は、crwctl が対象のCheBackupServerConfiguration
カスタムオブジェクトを参照するように、以下の環境変数を設定できます。-
BACKUP_SERVER_CONFIG_NAME
。crwctl を参照するCheBackupServerConfiguration
カスタムオブジェクトの名前
です。(名前
はカスタムオブジェクトのmetadata
の下にあります)。
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