8.3.2. crwctl を使用した CodeReady Workspaces インスタンスの Amazon S3 へのバックアップ


crwctl を使用して CodeReady Workspaces インスタンスのバックアップスナップショットを作成し、スナップショットを設定済みの Amazon S3(または S3 API 互換ストレージ) に送信できます。これには、コマンドラインオプションを指定して crwctl を実行するか、環境変数を設定します。

CodeReady Workspaces インスタンスのバックアップスナップショットを作成し、スナップショットを設定された Amazon S3 に送信するには、コマンドラインオプションを指定して crwctl を実行します。

警告

この手順では、ユーザーのワークスペースに保存されているソースコードはバックアップされません。ユーザーのワークスペースに保存されているソースコードをバックアップするには、永続ボリュームのバックアップを参照してください。

前提条件

手順

  1. 以下の引数を指定して crwctl server:backup コマンドを入力します。

    $ crwctl server:backup \
    --repository-url=<repository_url> \ 
    1
    
    --repository-password=<repository_password> \ 
    2
    
    --aws-access-key-id=<aws-access-key-id> \ 
    3
    
    --aws-secret-access-key==<aws-secret-access-key> 
    4
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    1
    --repository-url または -r オプションを使用して、引数として指定するバックアップリポジトリーの URL。バックアップリポジトリーの URL の構文: s3:s3.amazonaws.com/<bucket_name>リポジトリー URL 構文の詳細は、Restic Documentationを参照してください。
    2
    --repository-password または -p オプションを使用して引数として指定するバックアップリポジトリーパスワード。
    3
    ユーザーの AWS アクセスキー ID。
    4
    ユーザーの AWS シークレットアクセスキー。
    ヒント

    最後に使用されたバックアップサーバー情報は、CodeReady Workspaces クラスター内の Secret に保存されます。同じバックアップサーバーを常に使用するには、crwctl server:backupコマンドで--repository-urlおよび--repository-passwordオプションを一度だけ入力し、それ以降は crwctl server:backupまたはcrwctl server:restore の入力時に省略できます。

  2. 入力したコマンドの出力を確認します。以下に例を示します。

    ...
      ✔ Scheduling backup...OK
      ✔ Waiting until backup process finishes...OK
    Backup snapshot ID: 9f0adce2
    Command server:backup has completed successfully in 00:10.
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