第8章 バックアップおよび復元


CodeReady Workspaces のバックアップには、異なるデータのバックアップを作成する以下のプロセスの組み合わせが必要です。

  • CodeReady Workspaces Operator および crwctl を使用します。

    注記

    内部バックアップサーバー を使用して、このプロセスをテストします。

  • 永続ボリュームのバックアップ を使用して、ユーザーのワークスペースに保存されているソースコードをバックアップおよび復元します。

    ヒント

    永続ボリュームのバックアップを実装するかどうかに関係なく、作業が失われないように、変更をコミットしてプッシュするようにユーザーにアドバイスしてください。

  • 外部 PostgreSQL データベースのバックアップ を使用して、CodeReady Workspaces の状態に関する永続データをバックアップおよび復元します。

8.1. サポート対象の Restic 互換バックアップサーバー

CodeReady Workspaces は CodeReady Workspaces Operator と統合 Restic を使用して、設定されたバックアップサーバーのバックアップスナップショットから CodeReady Workspaces インスタンスをバックアップおよび復元します。CodeReady Workspaces Operator は、バックアップサーバーで Restic バックアップリポジトリーの作成を自動化します。データをバックアップするために、CodeReady Workspaces Operator はバックアップスナップショットに必要なデータを収集し、Restic を使用してスナップショットを作成して管理します。CodeReady Workspaces Operator は、データの復元に、Restic を使用してスナップショットを取得し、復号化してから、CodeReady Workspaces Operator は取得したデータを適用してリカバリーを実行します。

CodeReady Workspaces は、統合 Restic と互換性のある以下のバックアップサーバーを使用できます。

SFTP
使用予定の SFTP サーバーソリューション (OpenSSH または派生商用製品) および SFTP 上の Restic Docs のドキュメントを参照してください。
Amazon S3
Amazon S3 (または選択した S3 API 互換ストレージ) および Amazon S3 の Restic Docs のドキュメントを参照してください。
REST
Rest Server の README および Restic Docs on Rest Server を参照してください。

CodeReady Workspaces は、CodeReady Workspaces インスタンスのバックアップおよび復元をテストするために、内部バックアップサーバー を提供します。

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