3.3. Windows 仮想マシンの作成
完全に仮想化された Windows マシンを RHEL 10 ホストに作成し、仮想マシン (VM) 内でグラフィカルな Windows インストーラーを起動できます。また、インストールした Windows ゲストオペレーティングシステム (OS) を最適化できます。
仮想マシンを作成し、Windows ゲスト OS をインストールするには、virt-install コマンドまたは RHEL 10 Web コンソールを使用します。
前提条件
ローカルまたはネットワークで利用可能な OS のインストールソースがある。次のいずれかになります。
- インストールメディアの ISO イメージ
- 既存の仮想マシンインストールのディスクイメージ
KVM
virtioドライバーを備えた記憶媒体がある。このメディアを作成するには、ホストマシンでの virtio ドライバーインストールメディアの準備 を参照してください。
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Windows 11 をインストールする場合は、
edk2-ovmfパッケージ、swtpmパッケージ、およびlibtpmsパッケージをホストにインストールする必要があります。
手順
仮想マシンを作成します。手順は、仮想マシンの作成 を参照してください。ただし、次の点に注意してください。
virt-installユーティリティーを使用して仮想マシンを作成する場合は、コマンドに次のオプションを追加します。KVM
virtioドライバーを備えた記憶媒体。以下に例を示します。--disk path=/usr/share/virtio-win/virtio-win.iso,device=cdromインストールする Windows バージョン。たとえば、Windows 10 および 11 の場合は、以下のようになります。
--os-variant win10Windows のバージョンと、適切なオプションのリストを表示するには、次のコマンドを実行します。
# osinfo-query osWindows 11 をインストールする場合は、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) および 仮想 Trusted Platform Module (vTPM) を有効にします。
--boot uefi
Web コンソールを使用して仮想マシンを作成する場合は、仮想マシンの新規作成 画面の オペレーティングシステム フィールドで Windows のバージョンを指定します。
- Windows 11 および Windows Server 2022 よりも前のバージョンの Windows をインストールする場合は、 をクリックしてインストールを開始します。
Windows 11 をインストールする場合、または追加の Windows Server 2022 機能を使用する場合は、 をクリックして確認し、CLI を使用して UEFI および vTPM を有効にします。
仮想マシンの XML 設定を開きます。
# virsh edit windows-vmfirmware='efi'オプションをos要素に追加します。<os firmware='efi'> <type arch='x86_64' machine='pc-q35-6.2'>hvm</type> <boot dev='hd'/> </os>devices要素内にtpmデバイスを追加します。<devices> <tpm model='tpm-crb'> <backend type='emulator' version='2.0'/> </tpm> </devices>- Virtual machines テーブルで をクリックして、Windows のインストールを開始します。
仮想マシンに Windows OS をインストールします。
Windows オペレーティングシステムのインストール方法は、関連する Microsoft インストールドキュメントを参照してください。
Web コンソールを使用して仮想マシンを作成する場合は、Disks インターフェイスを使用して、virtio ドライバーを含むストレージメディアを仮想マシンに割り当てます。
手順は、Web コンソールで既存ディスクを仮想マシンに割り当てる手順 を参照してください。
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Windows ゲスト OS で、KVM
virtioドライバーを設定します。詳細は、Windows 仮想マシン用の KVM 準仮想化ドライバーのインストール を参照してください。 - オプション: Windows 仮想マシンのパフォーマンスを最適化します。詳細は、Windows 仮想マシンの最適化 を参照してください。