3.4. VDO テストボリュームの作成
この手順では、テスト目的で、512 GiB の物理ボリュームに論理サイズ 1 TiB の VDO ボリュームを作成します。
手順
VDO ボリュームを作成します。
# vdo create --name=vdo-test \ --device=/dev/sdb \ --vdoLogicalSize=1T \ --writePolicy=policy \ --verbose
-
/dev/sdb
を、ブロックデバイスへのパスに置き換えます。 -
非同期ストレージで VDO の
async
モードをテストするには、--writePolicy=async
オプションで非同期ボリュームを作成します。 -
同期ストレージで VDO の
sync
モードをテストするには、--writePolicy=sync
オプションを使用して同期ボリュームを作成します。
-
XFS ファイルシステムまたは ext4 ファイルシステムで新しいボリュームをフォーマットします。
XFS の場合:
# mkfs.xfs -K /dev/mapper/vdo-test
ext4 の場合:
# mkfs.ext4 -E nodiscard /dev/mapper/vdo-test
フォーマット済みのボリュームをマウントします。
# mkdir /mnt/vdo-test # mount /dev/mapper/vdo-test /mnt/vdo-test && \ chmod a+rwx /mnt/vdo-test