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4.7. VDO パフォーマンスに対するアプリケーション環境の影響のテスト

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これらのテストは、実際のアプリケーションが混在する環境にデプロイされたときの VDO 設定の動作を決定します。予想される環境に関する詳細が分かっている場合は、それもテストしてください。

前提条件

  • 設定で許容されるキューの深度を制限することを検討してください。
  • 可能であれば、VDO パフォーマンスに最も有益なブロックサイズで要求を発行するようにアプリケーションを調整します。

手順

  1. 新しい VDO ボリュームを作成します。

    詳細は、「パフォーマンステスト用の VDO ボリュームの作成」 を参照してください。

  2. テストボリュームで書き込み fio ジョブを実行して、テストがアクセスする領域を事前に入力します。

    # fio --rw=write \
          --bs=8M \
          --name=vdo \
          --filename=/dev/mapper/vdo-test \
          --ioengine=libaio \
          --thread \
          --direct=1 \
          --scramble_buffers=1
  3. 読み書き入力要因ついて報告されたスループットとレイテンシーを記録します。

    # for readmix in 20 50 80; do
        for iosize in 4 8 16 32 64 128 256 512 1024; do
          fio --rw=rw \
              --rwmixread=$readmix \
              --bsrange=4k-256k \
              --name=vdo \
              --filename=/dev/mapper/vdo-name \
              --ioengine=libaio \
              --numjobs=1 \
              --thread \
              --norandommap \
              --runtime=300 \
              --direct=0 \
              --iodepth=$iosize \
              --scramble_buffers=1 \
              --offset=0 \
              --size=100g
        done
      done
  4. VDO テストボリュームを削除します。

    詳細は、「VDO パフォーマンステストボリュームのクリーンアップ」 を参照してください。

  5. テスト結果をグラフで表示します。

    例4.4 アプリケーション環境分析

    以下の図は、VDO が混合 I/O 負荷にどのように応答するかの例を示しています。

    図4.5 混合環境パフォーマンス

    混合環境パフォーマンス
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