検索

5.3. Load-balancing サービスインスタンスのテナントフローのロギングの無効化

download PDF

管理ログのオフロードを有効にすると、Load-balancing サービスインスタンス (amphorae) のテナントフローログのオフロードは自動的に有効になります。

管理ログのオフロードを有効にし、テナントフローのロギングを無効にするには、OctaviaConnectionLogging パラメーターを false に設定する必要があります。

OctaviaConnectionLogging パラメーターが false の場合、amphora は amphora 内のディスクにテナントフローログを書き込みせず、別の場所でリッスンする syslog レシーバーにログをオフロードします。

手順

  1. アンダークラウドホストに stack ユーザーとしてログインします。
  2. source コマンドでアンダークラウドの認証情報ファイルを読み込みます。

    $ source ~/stackrc
  3. amphora ロギングが設定されている YAML カスタム環境ファイルを見つけます。

    $ grep -rl OctaviaLogOffload /home/stack/templates/

  4. カスタム環境ファイルの parameter_defaults セクションで、OctaviaConnectionLoggingfalse に設定します。

    parameter_defaults:
        OctaviaLogOffload: true
        OctaviaConnectionLogging: false
        ...

  5. コア heat テンプレート、環境ファイル、および OctaviaConnectionLoggingtrue に設定するカスタム環境ファイルを指定してデプロイメントコマンドを実行します。

    重要

    後で実行される環境ファイルで定義されているパラメーターとリソースが優先されることになるため、環境ファイルの順序は重要となります。

    $ openstack overcloud deploy --templates \
    -e [your-environment-files] \
    -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/services/octavia.yaml \
    -e /home/stack/templates/my-octavia-environment.yaml

検証

  • OctaviaAdminLogTargets または OctaviaTenantLogTargets で特定のエンドポイントを指定しない限り、amphora は RHOSP コントローラー内の他の RHOSP ログと同じ場所 (/var/log/containers/octavia-amphorae/) にログをオフロードします。
  • 適切な場所を確認して、octavia-tenant-traffic.log存在しない ことを確認します。

関連情報

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.