2.6. Load-balancing サービスデプロイメント後の操作
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) は、Load-balancing サービス (octavia) のデプロイ後のステップを簡素化するためのワークフロータスクを提供しています。このワークフローは、Ansible Playbook のセットを実行して、オーバークラウドのデプロイの最終段階として、以下のデプロイ後のステップを提供します。
- 証明書と鍵を設定する。
- amphora および Load-balancing サービスコントローラーワーカーおよびヘルスマネージャーの間の負荷分散管理ネットワークを設定します。
amphora イメージ
事前にプロビジョニングされたサーバーでは、Load-balancing サービスをデプロイする前に、アンダークラウドに amphora イメージをインストールする必要があります。
$ sudo dnf install octavia-amphora-image-x86_64.noarch
事前にプロビジョニングされていないサーバーでは、RHOSP director はデフォルトの amphora イメージを自動的にダウンロードして、オーバークラウドの Image サービス (glance) にアップロードし、Load-balancing サービスがその amphora イメージを使用するように設定します。スタックの更新またはアップグレード中に、director はこのイメージを最新の amphora イメージに更新します。
カスタムの amphora イメージはサポートされていません。