11.4. レイヤー 7 負荷分散ルールの種別
Red Hat OpenStack Platform Load-balancing サービス (octavia) には、以下の種別のレイヤー 7 負荷分散ルールがあります。
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HOST_NAME
: ルールは、リクエスト内の HTTP /1.1 ホスト名をルール内の value パラメーターと比較します。 -
PATH
: ルールは、HTTP URI のパス部分を、ルールの値パラメーターと比較します。 -
FILE_TYPE
: ルールは、URI の最後の部分を、ルールの値パラメーターと比較します (例: txt、jpg など)。 -
HEADER
: ルールはキーパラメーターで定義されるヘッダーを検索し、それをルールの値パラメーターと比較します。 -
COOKIE
: ルールはキーパラメーターで命名されるクッキーを検索し、それをルールの値パラメーターと比較します。 -
SSL_CONN_HAS_CERT
: クライアントが TLS クライアント認証用の証明書を提示した場合、ルールは一致します。これは、証明書が有効であることを意味するものではありません。 -
SSL_VERIFY_RESULT
: このルールは、TLS クライアント認証証明書の検証結果を照合します。ゼロ (0
) の値は、証明書が正常に検証されたことを意味します。ゼロより大きい値は、証明書が検証に失敗したことを意味します。この値は、openssl-verify
結果コードに従います。 -
SSL_DN_FIELD
: ルールはキーパラメーターで定義されるDistinguished Name
を検索し、それをルールの値パラメーターと比較します。
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