16.3. Microsoft Azure Resource Manager の詳細のコンピューティングプロファイルへの追加
この手順を使用して、Azure ハードウェア設定をコンピューティングプロファイルに追加します。このコンピューティングプロファイルを使用して Azure でホストを作成すると、これらの設定が自動的に入力されます。
手順
- Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > コンピュートプロファイル に移動します。
- コンピュートプロファイルウィンドウで、既存のコンピュートプロファイル名をクリックするか、Create Compute Profile をクリックするか、Name を入力して Submit をクリックします。
- Azure コンピューティングリソースの名前をクリックします。
- リソースグループ リストから、プロビジョニングするリソースグループを選択します。
- VM サイズ リストからプロビジョニングする仮想マシンのサイズを選択します。
- プラットフォーム リストから Linux を選択します。Satellite は、Microsoft オペレーティングシステムを実行する仮想マシンのプロビジョニングはサポートしません。
- Username フィールドに、認証に使用するユーザー名を入力します。コンピュートプロファイルに入力するユーザー名は、イメージの作成時に使用したのと同じものでなければなりません。
ユーザーを認証するには、以下のオプションのいずれかを使用します。
- パスワードを使用した認証は、パスワード フィールドにパスワードを入力します。
- SSH キーを使用した認証は、SSH Key フィールドに SSH キーを入力します。
- オプション l: 仮想マシンに、プレミアム仮想マシンディスクを使用させる場合には、プレミアム OS ディスク のチェックボックスを選択します。
- OS ディスクのキャッシュ リスからディスクのキャッシュ設定を選択します。
- オプション: カスタムスクリプトコマンド フィールドに、仮想マシンのプロビジョニング時に仮想マシンで実行するコマンドを入力します。
-
オプション: プロビジョニングの完了時にカスタムスクリプトを実行する場合には、コンマ区切りのファイルの URI フィールドに、使用するコンマ区切りのファイルの URI を入力します。Red Hat Satellite はファイルを
/var/lib/waagent/custom-script/download/0/
ディレクトリーにダウンロードし、スクリプトの実行には sudo の特権が必要であるため、スクリプトには、最初にsudo
を含める必要があります。 - オプション: VM に追加ボリュームを作成する場合には、Add Volume ボタンをクリックして Size を GB 単位で入力し、Data Disk Caching メソッドを選択します。
- インターフェイスの追加 をクリックします。
- Azure サブネット リストからプロビジョニングする Azure サブネットを選択します。
- パブリック IP リストからパブリック IP 設定を選択します。
- オプション: 静的なプライベート IP を仮想マシンに使用させるには、静的なプライベート IP のチェックボックスを選択します。
- 送信 をクリックします。
CLI をご利用の場合
Azure Resource Manager のコンピュートリソースで使用するコンピュートプロファイルを作成します。
# hammer compute-profile create --name compute_profile_name
コンピュートプロファイルに Azure の情報を追加します。
ユーザー名
の設定では、イメージへのアクセスに使用する SSH ユーザー名を入力します。コンピュートプロファイルに入力するユーザー名は、イメージの作成時に使用したのと同じものでなければなりません。# hammer compute-profile values create \ --compute-profile "compute_profile_name" \ --compute-resource azure_cr_name \ --compute-attributes="resource_group=resource_group,vm_size=Standard_B1s,username=azure_user,password=azure_password,platform=Linux,script_command=touch /var/tmp/text.txt" \ --interface="compute_public_ip=Dynamic,compute_network=mysubnetID,compute_private_ip=false" --volume="disk_size_gb=5,data_disk_caching=None"
オプション: プロビジョニング後に仮想マシンでスクリプトを実行する場合には、以下の設定を指定します。
-
直接スクリプトを入力するには、
script_command
設定で、プロビジョニングした仮想マシンで実行するコマンドを入力します。 -
script_uris
設定を使用して URI からスクリプトを実行するには、使用するコンマ区切りのファイルの URI を入力します。Red Hat Satellite はファイルを/var/lib/waagent/custom-script/download/0/
ディレクトリーにダウンロードし、スクリプトの実行には sudo の特権が必要であるため、スクリプトには、最初にsudo
を含める必要があります。
-
直接スクリプトを入力するには、