9.2. Satellite Server への KVM 接続の追加
KVM を Satellite のコンピュートリソースとして追加するには、次の手順を使用します。
手順
- Satellite Web UI で インフラストラクチャー > コンピュートリソース に移動して、コンピュートリソースの作成 をクリックします。
- 名前 フィールドには、新規コンピュートリソースの名前を入力します。
- プロバイダー リストから Libvirt を選択します。
- 説明 フィールドには、コンピュートリソースの説明を入力します。
URL フィールドには、KVM サーバーへの接続 URL を入力します。以下に例を示します。
qemu+ssh://root@kvm.example.com/system
- ディスプレイタイプ リストから、VNC または Spice を選択します。
オプション: 無作為に生成したパスワードで、新規ホストのコンソールアクセスのセキュリティーを確保するには、ディスプレイ接続時にランダムに生成されたパスワードを設定します というチェックボックスを選択します。KVM サーバーで実行した以下のコマンドの出力から、ゲストの仮想マシンコンソールにアクセスするための、VNC コンソールのパスワードを取得できます。
# virsh edit your_VM_name <graphics type='vnc' port='-1' autoport='yes' listen='0.0.0.0' passwd='your_randomly_generated_password'>
パスワードは、virt-manager などで、仮想マシンのコンソールを開くたびに無作為に生成されます。
- テスト接続 をクリックして Satellite Server が KVM サーバーに問題なく接続できることを確認します。
- ロケーション および 組織 タブは現在のコンテキストに自動的に設定されていることを確認します。他のコンテキストをこれらのタブに追加します。
- 送信 をクリックして KVM 接続を保存します。
CLI をご利用の場合
コンピュートリソースを作成するには、
hammer compute-resource create
コマンドを入力します。# hammer compute-resource create --name "My_KVM_Server" \ --provider "Libvirt" --description "KVM server at kvm.example.com" \ --url "qemu+ssh://root@kvm.example.com/system" --locations "New York" \ --organizations "My_Organization"