9.3. Satellite Server での KVM イメージの追加
イメージベースのプロビジョニングを使用してホストを作成するには、アクセスの情報およびイメージの場所など、イメージの情報を Satellite Server に追加する必要があります。
Satellite 6 で管理できるのは、ディレクトリープールストレージタイプのみである点に注意してください。
手順
- Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > コンピュートリソース に移動し、KVM 接続の名前をクリックします。
- イメージの作成 をクリックします。
- 名前 フィールドに、イメージの名前を入力します。
- オペレーティングシステム リストから、イメージのベースオペレーティングシステムを選択します。
- アーキテクチャー リストから、オペレーティングシステムのアーキテクチャーを選択します。
-
ユーザー名 フィールドには、イメージにアクセスするための SSH ユーザー名を入力します。通常、これは
root
ユーザーになります。 - パスワード フィールドには、イメージにアクセスするための SSH パスワードを入力します。
イメージパス フィールドには、KVM サーバーのイメージを参照する完全パスを入力します。以下に例を示します。
/var/lib/libvirt/images/TestImage.qcow2
-
オプション: イメージで
cloud-init
データなどのユーザーデータ入力をサポートさせるには、ユーザーデータ チェックボックスを選択します。 - 送信 をクリックしてイメージの詳細を保存します。
CLI をご利用の場合
hammer compute-resource image create
コマンドでイメージを作成します。--uuid
フィールドを使用して KVM サーバー上のイメージの場所の完全パスを保存します。# hammer compute-resource image create \ --name "KVM Image" \ --compute-resource "My_KVM_Server" --operatingsystem "RedHat version" \ --architecture "x86_64" \ --username root \ --user-data false \ --uuid "/var/lib/libvirt/images/KVMimage.qcow2" \