9.19. 添付
JBoss-WS4EE は SwA (SOAP with Attachments) と呼ばれる廃止された添付に依存しています。 SwA には WS-I Basic Profile では禁止されている soap/encoding を使用する必要があります。 JBossWS は WS-I AP 1.0と MTOM へのサポートを提供します。
9.19.1. MTOM/XOP リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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本セクションでは、 特定タイプのコンテンツを持つ XML 情報セットの連続化をより効率的に行う方法として Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) および XML-binary Optimized Packaging (XOP) について説明していきます。 関連する仕様は以下の通りです。
9.19.1.1. 対応 MTOM パラメータータイプ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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image/jpeg
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java.awt.Image
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text/xml
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javax.xml.transform.Source
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application/xml
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javax.xml.transform.Source
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application/octet-stream
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javax.activation.DataHandler
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上記の表では対応エンドポイントパラメーターのタイプ一覧を示しています。 推奨される手段は javax.activation.DataHandler クラスを使用してバイナリデータをサービスエンドポイントパラメーターとして表す方法です。
注記
Microsoft エンドポイントはあらゆるデータを application/octet-stream として送信する傾向にあります。 この曖昧性に容易に対処できる唯一の Java タイプは javax.activation.DataHandler になります。
9.19.1.2. エンドポイントごとに MTOM を有効にする方法 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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サーバー側で、 MTOM 処理は
@BindingType
アノテーションで有効にされます。 JBossWS は SOAP1.1 および SOAP1.2 を処理します。 いずれも MTOM があってもなくても使用できます。
MTOM が有効化されたサービス実装
- MTOM 有効の SOAP 1.1 バインディング ID
MTOM が有効化されたクライアント
Web サービスクライアントは前述と同じ方法を使用するか、 または MTOM の有効化を
Binding
API に依存することができます (org.jboss.test.ws.jaxws.samples.xop.doclit.XOPTestCase
からの抜粋):
注記
デプロイメントのデフォルト設定に JBossWS 設定テンプレートを使用します。