14.3.5. 外部データベースを使用するよう他の JBoss Enterprise Application Platform サービスを変更
JMS や CMP や JPA 以外にも、まだ他の JBoss サービス群を外部データベースと組み合わせる 必要があります。それには2つの方法があります。1つは、簡単ですが柔軟性がありません。 もう1つは、柔軟性に富みますがより多くのステップを必要とします。ここで、それらの 2つのアプローチを別々に説明していきましょう。
14.3.5.1. 簡単な方法 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
簡単な方法とは、外部データベース用の JNDI 名を
DefaultDS
に変更することです。ほとんどの JBoss サービスはデフォルトで DefaultDS
を使用するように設定されています。そのため、 DataSource 名を変更するだけで、 各サービス用に個別設定を変更する必要はありません。
JNDI 名を変更するには、 外部データベースの
*-ds.xml
ファイルを開き、 jndi-name
プロパティの値を DefaultDS
に変更します。 例えば、 mysql-ds.xml
では、 MySqlDS
を DefaultDS
などに変更することになります。 この後、 DefaultDS
定義の重複を避けるために、 $JBOSS_HOME/server/PROFILE/deploy/hsqldb-ds.xml
ファイルを削除する必要があります。
messaging/$DATABASE-persistence-service.xml
ファイルでは、PersistenceManagers
MBean の depends
タグのデータソース名も DefaultDS
に変更する必要があります。例えば、mysql-persistence-service.xml
ファイルの場合、MySqlDS
を DefaultDS
に変更します。